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スーパーバイザー 秋元康

高校時代から放送作家として頭角を現し、数々の番組構成を手掛ける。83年以降、作詞家として、美空ひばり『川の流れのように』をはじめ、数多くのヒット曲を生む。91年『グッバイ・ママ』で映画監督デビュー。企画・原作の映画に『着信アリ』シリーズなどがあり、『着信アリ』はハリウッドリメイクされている。AKB48グループ、乃木坂46、欅坂46の総合プロデューサーを務め、最近では、テレビ朝日『ラストアイドル』企画・原案、劇団『4ドル50セント』トータルプロデューサーも担当するなど、多岐にわたり活躍中。

COMMENT

ラジオ番組『オールナイトニッポン』での会話がきっかけだった。
北原里英が『映画に出たい』と言うので、翌日、僕は『八日目の蟬』のプロデューサー石田雄治に電話をして、何か企画をして欲しいとお願いした。
それから、すぐに、白石和彌監督がメガホンを取ってくれることになったのだが、スケジュールの都合で2年の月日が流れてしまった。
にしても、である。
白石和彌監督に主演映画を撮ってもらえるなんて、なんて運がいいのだろう。
2018年の春にNGT48を卒業する彼女にとって、この映画『サニー/32』は、女優としての真価が問われる大切な作品である。卒業後の一歩にふさわしい体当たりの演技が見ものだ。

脚本 髙橋泉

1973年生まれ。埼玉県出身。
2001年、俳優・監督である廣末哲万と共に映像ユニット「群青いろ」を結成し、デビュー作『ある朝スウプは』(03)は国内外で高く評価される。主な脚本作品は『ソラニン』(10/三木孝浩監督)、『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10/白石和彌監督と共同脚本)、『LOVE まさお君が行く!』(12/大谷健太郎監督)、『100回泣くこと』(13/廣木隆一監督)、『凶悪』(13/白石和彌監督と共同脚本)、『秘密 THE TOP SECRET』(16/大友啓史監督と共同脚本)、『ミュージアム』(16/藤井清美、大友啓史監督と共同脚本)、『トリガール!』(17/英勉監督)、『坂道のアポロン』(18年3月10日公開/三木孝浩監督)など。

監督 白石和彌

1974年生まれ。北海道出身。
1995年、中村幻児監督主催の映像塾に参加。以降、若松孝二監督に師事し、フリーの演出部として活動。若松孝二監督『明日なき街角』(97)、『完全なる飼育 赤い殺意』(04)、『17歳の風景 少年は何を見たのか』(05)などの作品へ助監督として参加する一方、行定勲監督、犬童一心監督などの作品にも参加。2010年、初の長編映画監督作品『ロストパラダイス・イン・トーキョー』で注目を集める。ノンフィクションベストセラーを原作とした『凶悪』(13)は、2013年度新藤兼人賞金賞をはじめ、第37回日本アカデミー賞優秀作品賞・脚本賞ほか各映画賞を総嘗めし、一躍脚光を浴びる。その他、日本警察史上最大の不祥事と呼ばれた事件をモチーフに描いた『日本で一番悪い奴ら』(16)、『牝猫たち』(17)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)などがある。公開待機作として、『孤狼の血』(18年5月12日公開)がある。

COMMENT

北原里英の秘めた破壊力がこの作品で解き放たれます。この作品は脚本の高橋泉氏と、いずれは取り掛からなければならない物語だと酒を飲む度に話し合ってきた念願の企画です。瀧さんとリリーさんのプロレス的タッグマッチにセメントをしかける北原里英と門脇麦という構図です。みんな狂っていて、悲しく恐ろしい。
閉鎖的な社会に生きる少年少女たちの行き場のない魂の慟哭。北原里英、飛べ! 飛んで救いに行け! この作品は純然たるアイドル映画です。そう簡単に卒業させません。